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デッドボールP



歌詞
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デッドボールP

サクラチレ(loves. 初音ミク)

作詞:デッドボールP
作曲:デッドボールP

私の目の前の この邪魔な桜の樹が
また満開の花を咲かす頃 私は枯れる

何も好きなモノが無いから 誰も愛せないから
夢も希望も無いから サクラサクの?
自分以外が汚いから 何時でも一番がいいから
全部見えないフリして サクラサクの?
春を告げる雨で 花は散るけれど
窓の隙間から 香り届け あなたの元に
「私の名前は沈丁花」

あなたを含めた全員が 桜の花を見上げてる中
私の花びら土の中 静かに屍を数えるだけ
花見の盃の中身に 混じった香り飲み干しなさい
桜の根元で朽ちながら あなたの蕾を蝕むの

どうせだめだと思ってるから 自由な時間無いから
始める切欠が無いから サクラサクの?
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小さな空に囲まれて 人を褒めてばかり
そんな自分が嫌いで サクラサクの?
どうか道行く人 気付いて下さい
花の無い私の 卒塔婆の様な愛の言葉
「私の名前は沈丁花」

桜の死に行く箱の中 幸せそうに謡うのは誰?
土の中から願うだけじゃ この世界は変えられない
夢に人見し屍体の山 一体何処に眠っているの?
桜の根元で朽ちながら あなたとまた一つになるの

もしもこの世界に 桜の樹が無かったら
その時こそ前が見えるのかな? 桜よ、散れ

私の腐った花びらよ その沈香で誘いたまえ
散り逝き益々芳しく その身に毒の種を宿せ
人の不幸を願うこと それは本当に罪なのですか?
桜の根元で朽ちながら あなたに私の子を託す