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雨宮天



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雨宮天

VIPER

Lyricist:塩野海
Composer:塩野海

シックなスーツに嘘を着飾るVIPER
浮ついた街角に佇むVIPER
無垢な天使の唇の裏 牙を潜めたVIPER

お好きなカードをどれか一つ選んで
指し示された絵柄は貴方の運命
それはこの世の何よりも美しい色したPOISON

甘ったれた先入観
しみったれた楽観論
既定路線の最終回
切り刻んで問題外
背筋を震わせる歌声を聞かせてよ

違うそうじゃない そんなんじゃない
もっと綺麗にバタついて
ロマンチックに乱れてみせてよBABY
そんなもんじゃない 全然足りない
もっとキュートに苦しんで
一度だけの瀬戸際味わうVIPER
夜が明けたら何処に消えてくのVIPER

雁字搦めに心を縛ってVIPER
意識途切れる寸前に囁くSWEET WORD
悪魔じみてる微笑みの裏 何を想うのVIPER
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崖っぷちの肯定感
嘘っぱちの一般論
既定路線の最終回
踏みつけて問題外
魂を震わすメロディを聞かせてよ

違うそうじゃない そんなんじゃない
もっと優雅にバタついて
ロマンチックに足掻いてみせてよBABY
そんなもんじゃない 全然足りない
もっと惨めに悦んで
一度だけの瀬戸際味わうVIPER
散り敷かれた狂騒にじゃれつくVIPER

拭っても消えない黒い罪の烙印
遅すぎた光なんて見せないでよ
言わないでよ…

「ちがうそうじゃない。そんなんじゃない。」
ふ、となにかに撫でられて アキメネスの花びらが一つ落ちた
ああ 何も見えない 聞こえない
気づかれないようにそっと水槽に沈められていたダイヤ
砂に埋もれ見えなくなったDESIRE
永遠に伝わることのないCYPHER