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白い横顔
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2.心の海峡
の鳥になれたのか…まぶたの裏でゆれている
白い横顔
片えくぼ酒に未練が浮かぶ夜は心の海峡霧が舞う龍飛岬(ざき)から荒海渡りひよどりさえも松前へ…翼に傷をもつ俺がめざす灯りはおまえだけ飛んでゆきたいひとすじに心の海峡
2
3.ひとり流浪
とり流浪作詞坂口照幸作曲水森英夫
白い横顔
あの眼差しが旅の果てまでついてくるにぶい俺でも気づくのさここが汐どき身の引き際とにじむ街の灯(ひ)ひとり流浪思い出すよじゃ先へも行けぬ俺はおまえの通り道雪に負けず
3
4.さよならはハート仕掛け
息で曇った街雨とギターの音他愛ない会話蒼
白い横顔
あなたそれは恋愛の欠片鍵を失くしたオルゴール箱に仕舞ったままの色の褪せた宝石ティアドロップそっと胸に飾る誰も知らない透きとおるひかりそして一匙の孤独アールグレイ音
4
2.鏡地獄
>作詞和嶋慎治作曲和嶋慎治合わせ鏡に続く
白い横顔
愛でる男ひとり広い世間を恐れそっと背中を向ける男ひとり合鍵のない城をこさえ機械仕掛けの影と暮らす夢の世界を映しやまない万華鏡鏡の中から今も聞こえる呪い声鏡の中から
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1.雨のジルバ
気がして思わず声をかけたのさあまりに君の
白い横顔
が哀しく見えて気がかりで踊り明かそうすべて忘れて朝はまだまだ遠いからこんな出会いは運命さ雨の夜には…ジルバ涙は君に似合わないから笑ってごらん僕にだけこんなに君を思
6
1.北の哀歌(エレジー)
ものは青き夢やるせない恋ひとつ涙浮かべた
白い横顔
俺には出来(すぎ)た女(ひと)だった詫びて飲み干すカップの酒に浮かぶ面影…ほろ苦いよきつく唇かみしめて北へ北へ、北へ北へ…揺られる夜汽車春の芽吹きはまだ遠く故郷は
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2.はるか
ま僕らは春の青によりそった目を閉じた君の
白い横顔
が触れられない光に重なったあの雲の向こうの無限に抱かれて僕らは本当に自由なんだ失うもののない空っぽの心に始まるものの彩りが降りてきたら二人の物語を描こうほら、響き
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8.おやすみマイ・ラブ
しろからおとなの予感恋人まだこわれそうな
白い横顔
で泣かないで僕がいるからまどろむ午後眠りからさめて君は僕の腕のなかおやすみマイ・ラブ夢こどものままできらめくこころはおとなへの近道が哀しすぎるころもう芽ばえはじめ
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14.女の横顔
ゆすりまたもあおって別れまぎわのおまえの
白い横顔
を想い出すあの日の別れは理由(わけ)などなかったさ大人の恋のしゃれたさよならやがて恋もしてはみたけどこころもえずどこか悲しい暗い酒場のとまり木ゆれておまえだけ想い
10
1.下宿屋
窓に腰かけあの人は暮れて行く空見つめつつ
白い横顔
くもらせて今日は別れに来たというだらだら坂のてっぺんのあの下宿屋のおもいでは泣いて帰ったあのひととあとにのこった白い花白い花しけた煙草をまわしのみかけた茶碗で酒を