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nano.RIPE



歌詞
專輯列表

nano.RIPE

光のない街

作詞:きみコ
作曲:佐々木淳

零れそうになったわずかな希望 忘れそうになったあの日の夢
きみが笑う それだけでもう嬉しかった

世界を憂うことに疲れた ぼくの目に映った空は青く
まだひとりで闘うフリをして握り締めた拳に爪が刺さる

いっそ捨てちゃえば楽になるかな
そんなつもりさらさらないだろう

零れそうになったわずかな希望 忘れそうになったあの日の夢
今もまだこの場所できみを待つぼくは
零れてしまった隠した声 忘れられなくて鳴らした歌
きみと笑う それだけがもう救いだった

自分を騙すことにも慣れた 諦めた先にも答えはなく
このまま光のない街でキオクだけを繋いで息をするの?
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何度目の春に花は咲くだろう
ぼくの声はいつまで出んだろう 凍えてしまうよ

長い夜の先を 暗い朝の果てを ぼんやりと照らす光は幻で
絶望を知れば強くなるのなら弱いままできみを想うよ ずっと

凍えそうになった冬の隅で 掠れそうになった乾いた声
はぐれてしまったふたつの手に 消えずに残った小さな歌

零れそうになったわずかな希望 忘れそうになったあの日の夢
今もまだこの場所できみを待つぼくは
零れてしまった隠した声 忘れられなくて鳴らした歌
きみと笑う そんな日々が光だった

長い夜を抜けて