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中条きよし
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冬の蝉
作詞：久仁京介
作曲：結城丈
肩をならべて 別れの契り
あしたおまえは 北へ行く
おまえは少し お酒に酔いすぎて
俺はなぜだか 酔いそびれてた
春でさえ夏でさえ 季節はいつでも冬模様
愛を棄てて ゆけるのか
戻る道は 知ってるか
さすらう蝉が さすらう蝉が
やすらぎつかむ日は あるのかい
言葉がわりに 煙草をだして
俺にすすめる 目に涙
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強がっていても 俺との一年が
あとをひくわと 笑ってみせる
春がゆき夏が過ぎ 季節は凍(しば)れる冬最中(さなか)
夢がなくて 嘆くのか
夢をさがしに 歩くのか
飛び立つ蝉が 想い出ばかりの
ぬけがらひとかかえ 置土産
春でさえ夏でさえ 季節はいつでも冬模様
愛を棄てて ゆけるのか
戻る道は 知ってるか
さすらう蝉が さすらう蝉が
やすらぎつかむ日は あるのかい
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