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白風珈琲



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白風珈琲

題名のない展示会 feat.Sou, 雨歌エル

作詞:白風珈琲
作曲:白風珈琲

御伽噺から始まっている
揺れたレリーズは未だ
人差し指にかけたまま
濡れた線を追いかけて

木霊した点滅、見ていた
雨上がりに映る湖畔の情景が
ただ、ただ
奇麗で

何時だって憧れて僕たちはページをめくる夜に

手を出せば触れそうな水面、月、息も忘れていた

シャッタースピードのその先へ
はんなり、君は今景色の向こうへ行った
再考、滲み出づる日の出を待てば
やんわり、絹のような空越えて
レリーズは、今
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背景、白色のその君へ
百色、プリズムにその手かざしたら
レリーズは、今

忘れられない程に
焼き付いた色
目を閉じてまた思い出して

滲む月と日の出の狭間で
衝動が踊り出して

正しさはすでに求めていない
只、指の震えを取りに来ただけ

嗚呼
三脚に架かる世界の重さをその手で受け止めたまんま
誰かのため、答え合わせ
震えはしない、今