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TERATUNE



歌詞
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TERATUNE

夏雨

作詞:TERATUNE
作曲:Nagui

夏雨に淡く流され
届かない声が虚しく
涙と思い出が
少し残った冷たい雨の中

「夕方から雨だって。」
どこか上の空で君がつぶやく
六月の幽霊みたいな
水っぽい風が肌に染み込む

日が暮れた 傘も持たずに
言い訳のように君へと駆けよる
雨が止むまで近くにいてと
笑ったあの日は

夏雨に淡く流され
届かない声が虚しく
水の中漂う泡のように
のぼって消えては
そっとはじけてる

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二人歩んだ道を
一人歩んだ意味の
はしくれを頼りない手で握って。
こんな意気地なしな自分を
好きになれたのなら...

夏雨に淡く流され
届かない声が露草を揺らす
恋、ヒラリと過ぎ去った薫る風
その手に今 触れてみたいと願うけど

今夜も会いたくなるの
この胸は痛いままなのかな
太陽を眺める (二人の影)
閉じたまぶたの裏 (触れられない)
涙と想い出が水たまりに滲んで溶けて
彩った二人のあの夏

「夕方から雨だって。」
夏雨に溶けた
水色の淡い君の声