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パスピエ( Passepied )



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パスピエ( Passepied )

四月のカーテン

Lyricist:大胡田なつき
Composer:成田ハネダ

とりとめのない言葉のように
かりそめでいる気はないのに朝は街は続いてく
鍵はそっとポストに入れとくね
あ、帰りの電車代持ってないや 二駅くらいいけるか
朝が街が続いてるなら線路沿いをゆっくり行こう

そして減らしていく残りの時間を
死ぬまでこんなふうなのかな なら笑えるけど

今は泣きたいだけ ただ泣いていたいだけ
簡単に言えるけど楽じゃないよな
試される毎日 削られる間に
まあるく小さくなりながら
いつか消えてしまうかも

電波の暮らしならちょうどいい
それからなんて二の次でいい
知りすぎたつもりだったのに突然わからなくなっていく
ああ、生き物だね 不恰好が愛おしく
自由に飽きててよかった

そして減らしていく残りの時間は
数えるまでもないままにわたしを追いやる
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今は生きたいだけ ただ生きていたいだけ
当たり前って案外難しいけど
日常が待ってる 世界は黙ってる
浅ましい顔を隠すように 閉じる四月のカーテン

我々はそう、たぶん
それぞれ今日をやりすごしてる
そしてその中で見過ごしてる
敵の敵が味方とか言ったのは誰?彼?
とりあえずまあおつかれ。そろそろ休みたまえ。
あー、満たされないし足りないし囲まれるだけ情けないし
悩めるなんてチャンスじゃんよ
ってな具合でね。

今は泣きたいだけ ただ泣いていたいだけ
大人だってこれくらい許されたいね
試される毎日 削られる間に
まあるく小さくなりながら消えそうでも
空っぽになったら あとは満たしてくだけ
希望とか絶望と離れたとこで
再生していく またトガらせてく
朝が街がまた続くから 開ける四月のカーテン